trueno mobile blog

卜(ぼく)がいま興味あることを書いてます。truenoとはスペイン語で“雷鳴”という意味です。

SEBA FR Deluxe 80 レビュー (-その2-)

Category: レビュー  

(・・・-その1-からの続き)



前回、脚を倒し込んだりそこから立て直したりすることに関してはブーツに預けられるようになったので楽、と書きましたが、それは足回りの硬さやタイトなフィッティングによるところが大きく、それによってトレードオフになる部分もあります。Long Runなどで長時間履いていても楽とか、路面の変化が多い街中を走るのに楽、長距離を走るのに楽というのとは「楽」の意味が異なってきます。



モータースポーツも同じターマック(アスファルト舗装路)であってもジムカーナとサーキットでは足回りのセッティングは違いますし、グラベル(砂利道)を走るような競技なら別の車といってよいほどです。インラインスケートでも、ブーツによって守備範囲が変わるところがあります。



SEBA FR自体がわりと様々なシーンに対応できる幅の広いブーツで、SEBA FR Deluxeはその履き心地の良さから普通のFRよりもさらに対応幅が広いのではないかと思いますが、自分がブーツに何を求めるのかが明確になっていないと期待外れということにもなりかねないので注意は必要です。



しかし、このラグジュアリーなインナーは通気性がほとんど考慮されていません。インナーも風を通し、シェルに肉抜きの穴がたくさん空いているROLLERBLADE RB10では真夏でもそれほど足蒸れを感じずに済みますが、SEBA FR Deluxeは暑さも峠を越した最近でも滑っていると暑く感じるくらいなので、夏場はけっこうツラそう ^^;



長時間連続で履いていないのでまだ何とも言えない部分はありますが、これまで履いてきた限りでは足当たりもなく、履き心地については問題無し。ROLLERBLADEでは売られているのが23.0cm~の1cm刻みで自分の足に丁度良いサイズのものがなく(24.0cmだと爪先がキツく25.0cmだとやや緩い)、FILA NRKを買った時も余裕めの25.0cmサイズを選んだので、これまでは厚手の登山用靴下などを履いて対応していました。FRを履く時にはジャストサイズなので薄いスポーツソックスを履いています。現状では厚手のソックスを履くと締め付けがキツ過ぎてさすがに足が痺れてきます。インナーがヘタってきたらソックスの厚みで対応すればよいかな、と。



これは卜(ぼく)がこれまでSEBAのブーツを買うのを躊躇(ためら)ってきた最大の理由かもしれないところですが、工業製品としての品質は相変わらず他メーカーに比べると落ちるように思います。年々わずかながら良くなっているような気もするのですが、まだまだ仕上げが甘いです。なので、新しいブーツを買うとなんとなく嬉しくて部屋の中でもいじったり眺めたりするものですが、SEBAのブーツは見れば見るほど作りの荒さが目立って悲しくなってくるので、あまりじっくりと観察しない方がよいかも ^^;


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SEBA FR Deluxe 80 レビュー (-その1-)

Category: レビュー  

SEBA FR Deluxe 80を履いて、滑ってみた感想を書いてみます。思いつくままに書いているのでとりとめのない文章になるかもしれませんが、あしからず。



初滑走は購入の翌日、9月18日。下赤塚駅から光が丘公園までのCity Runでした。



滑り出してすぐに感じたのは「フレームが硬い!」ということ。フレームだけでなくソールの剛性が高い事も相まって、今まで履いていたブーツがノーマル車だとすると、SEBA FR+976フレームはショックアブゾーバとサスペンションを固めた競技用の車両のよう。路面の凹凸を直に拾うので乗り心地が悪いです。



標準装着のウィール(SEBA STREET INVADERS WHEEL)はソールやフレームなど足回りの硬さに比べるととても柔らかい印象。たとえばROLLERBLADE社製のブーツに標準で付いているウィールは一年滑っても2mmぐらいしか減らないような(それはそれで不思議なウィールですけど^^;)ものですが、これはあっという間に減って無くなりそう。グリップ感もそれほど高くないのでスピードを上げると(全速力レベルでは)ちょっと怖いかも。



そして、足を動かすたびに安モノのソファー風なインナーが、本当に安物のソファーに腰掛ける時のような「ギュッ、ギュッ」という音を立てて、ウルサイ (^_^;



一般道から光が丘公園に入ったら、路面も極上アスファルトに変わり、ウィールがスッゴイ良く回るし、足回りのダイレクト感も心地良いものに変わりました。路面の状態が良いほど性能を発揮できるセッティングですね。不整路面を長距離乗るなら、もう少し剛性の低いフレームに変えた方が疲れないで済むと思います。



けやき広場に着き、早速パイロンを並べてスラローム。まずはパラレルから。80mmフラットなセッティングでほぼ新品状態なので曲がりにくいかな?と思ったら、意外に良く曲がります。硬いフレームに柔らかいウィールの組み合わせのせいだかどうだか理由はよくわかりませんが卜(ぼく)が持っている他のブーツを履いた時に比べてフラット状態が苦になりません。



これまで履いていたブーツが、足首周りがとてもルーズなRB10なので、スラロームもやりにくく感じるかな?と思えばそういうこともなく。いままで靴に頼れなかった大部分を靴に預けられるようになったおかげで楽になる反面、ブーツ頼りの滑りになることでヘタクソになったりはしないのかな? (^^;;



・・・っていう(靴に預けられる)のはSEBA FRだけでなくFILA NRKを履いても思うことなんですが、NRKと違うのはブーツのフィット感です。店頭で試し履きをしたり路上に出る前に家で試し履きをしたりした段階では、FILA NRKよりもルーズな印象もあったのですが、30分も滑ってみたらだいぶ印象が変わりました。NRKはインナーの厚みや硬さでタイト感を演出しているところはあるんですけれど、それは足を包み込むようなものではありません。特に甲部はわりと隙間があるように感じます。これに対してSEBA FRは、以前の靴紐の記事にも書いたように、SEBA HIGHにも通ずるような足にピッタリ包まれ感があるのです。



実際に測っていないのでどれくらいの差があるのか分かりませんが、ブーツ自体の重さはRB10やNRKに比べるとだいぶ重いように感じます。が、このフィット感のおかげで、それもSEBA HIGHを履いた時と同じようだったんですが、滑り出すとブーツの重さを感じなくなり、大袈裟に言うと「フレームが足の底から直に生えているような」感覚で、その面白さには、滑っていて思わずニヤケてしまいます。



これは実際に滑り出してみないと、店頭で足を通してみただけではなかなかわからない感覚ではないでしょうか。卜(ぼく)も今回自分で買ってみて初めてわかったところです。こんなに、ただ履いているだけで面白いブーツだったとは!



-その2-へ続く・・・)


FILA WIZY ALU (BOY) 2011 Model

Category: レビュー  

二年落ちのモデルということもあり、現在このブーツがどこにでも売られているような状況ではない(?X-ONEではなくてWIZYを扱っているお店はありますかね?メーカーは2013モデルも継続して作っているみたいですけどS-FOURさんは入れてくれるかな?)ので、こういった紹介記事を書いても公共の役に立つとは思えませんが、記録的な意味合いで書き留めておくことにします(^^;



FILA_WIZY_ALU (1)



全体的なフォルム、デザインは「ジュニアジュニアしていない」(?)というか、フィットネスブーツっぽくなくてイイ感じ。



FILA_WIZY_ALU (2)



chassis(シャーシー)は6005 series aluminiumでwheel baseは234mm。装着できるwheelのmax sizeは76mmですが、標準ではFILAのロゴがプリントされた74mm 82A(というまた中途半端な(^^;)のwheelが嵌まっています。



ちなみに写真では、すでに1輪目4輪目を72mmのLABEDA SHOOTERS wheelに交換(ロッカードセッティングに)してあります。



ベアリングはABEC3のものが付いており、シャフトやスペーサーはMETAL(たぶんaluminum)です。



FILA_WIZY_ALU (3)



FILA_WIZY_ALU (4)



カカト部のレバーを引き出して回転させると無段階にサイズの調整ができます。調整幅はEU32~35ですが、実際にはやや小さめ(最小にすると19cmとか19.5cmくらいになるのでは?)に感じます。普段履きの靴のサイズが19cmのLeoでも問題なく履けてます。足幅が狭めで甲高な作りになっているような気がします。



FILA_WIZY_ALU (5)



甲部のベルトはベルクロ留め。最初のうちはしっかり止められていてもベルクロの利きが弱くなったりベルト自体が切れたりしやすいんですよね。これはどのくらい持つでしょうか。



FILA_WIZY_ALU (6)



アッパーカフはセミソフトのハイカフ。カフバックルをリリースする時には赤いボタンを押しながらでないと開かないようになっています。



FILA_WIZY_ALU (7)



シューレースはこんな風に握って引くと締まります。子どもでもまぁまぁ締めやすいかな。



FILA_WIZY_ALU (8)



シューレース止めの金具を下げて緩み止め。リリース時には銀色のポッチを掴みながら引きます。



FILA_WIZY_ALU (9)



紐の余りはタンの上部にベルクロテープで留められるようになっています。



FILA_WIZY_ALU (10)



インナーの厚みはまぁまぁ。履き心地は『悪くない』(本人談)のですが卜(ぼく)が手を入れてみた感じではK2のスケートに比べると、やや固いように思います。同じメーカーの大人用ブーツ、NRKのインナーに似ている感じもありますね。



FILA_WIZY_ALU (11)



ソールやchassisのマウントはかなりしっかりしています。体重の軽い子にはオーバースペックではないかと思えるほどの剛性感です。マウントピッチは165mmなのですが、ROLLERBLADEのジュニアスケートのようにフレームを他のものに交換するのは無理みたいです。



前回も書いた通り、K2のやわらかブーツ(良く言えば。悪く言うと「くにゃくにゃブーツ」(^^;)を卒業したいが、大人のブーツにはまだ早いというお子さんにはこのブーツとかROLLERBLADE SPITFIREのaluminium chassis装着モデルはお勧めかもしれません。


FILA NRKについて

Category: レビュー  

最近、検索サイトから“FILA NRK”をキーワードに当blogを訪れる方が増えています。そんな方々には有益な情報を提供できずに申し訳ありません(^^;



うみかぜ公園のesさん、長居のwancozure_annaさん、光が丘のさきちゃん・・・等々、FILA NRKを購入された方のブーツレポもちらほら出てくるようになりましたね。(でも、みなさんバサルトファイバー製シェルの、ROADの方なんだよなー)



で、それらを読んでみると卜(ぼく)の持っているプラシェル(廉価版?)のものと共通点もありながら、ずいぶん違うんじゃないかなーと思われるようなところもありますね。



違うといっても外観(デザイン)とシェル以外はほぼ同じなんですが、シェルが違えばブーツの重さも違うし、履き心地も操作性も違ってくるんだろうな、と。



annaさんのblogではNRK ROADを「ちょっと緩めで軽い07SEBA」と表現されていましたが、卜のプラシェルバージョンはSEBA HIGHからはだいぶ遠い感じがします。FRには近い気がするけど「ルーズフィット(履きごごちの良い)なFR」と言ったらちょっと誤解を招くような・・・。



以前書いたとおり、SEBA FRのフィッティングに問題を感じていない(足が痛くない、とか、むしろタイトなフィッティングが気に入っている)なら微妙になってくるし、購入を検討するなら操作性を重視するか快適性を重視するかということと、価格が選択の分かれ目ではないかと思います。プラシェルの方は「同価格帯に敵無し」ってところもありますね。ROADよりもコストパフォーマンスは高いと思います。



ROADとSEBA HIGHの比較でも同じようなことが言えると思いますが、価格差があまりないのと重さの違いが迷うところかなぁ。



卜が買う時、ROADの方は(予算の関係上)試し履きすらしなかったんですよ。だって、履いてみたら妥協できなくなってしまうかもしれないじゃないですか(^^;



実際に履いている人に会うことがあったら、じっくり比べっこさせてもらおうと思います。


Hypnoというブーツについて(2)

Category: レビュー  

一昨日のエントリー「Hypnoというブーツについて(1)」の続きです。



始めてのブーツを購入する時点では、「インラインスケートを履いて、どんなことをしよう」という目的が定まっていないことが多いのではないかと思います。卜(ぼく)もそうでした。買って一ヵ月半後にスラロームをやってみようと考えるなど、購入時の自分には思いもよらぬことでした。



現在の自分とスラロームを始めた頃の自分ではやや考えが異なり、以前はどちらかというと「Hypnoはスラロームに向いていないのではないか」という気持ちが強かったのですが、いまでは「Hypnoでもそこそこイケるんじゃない?」と思っています。多少なりとも技量が上がり、以前は負の要素にしか思えなかったことがほとんど気にならなくなったということもあるかもしれません。



慣れてしまえば関係ないところもありますが、アルミなどの金属素材で剛性の高いフレームよりも、操作に対する反応がダイレクトに返ってこないナイロンコンポジットのフレームの方が初心者のうちは怖さを感じずに技を習得できるというメリットがあるような気がします。卜はスラローム以前にパラレルターンとかスピン(ラウンド)ストップを練習するのに、HypnoだとうまくいくのにアルミフレームのROLLERBLADEで同じことをやろうとするとブッ飛んだりコケたりしたことがありました。



今の時代には通用しない話になってきましたが、卜らの時代にクルマ好きがドライビングテクを習得しようと思ったら、「なるべく車両重量が軽くて、エンジンのパワーよりシャーシーが勝っているクルマを選び、それを全開で振り回す(乗りこなす)ことを覚えた方がいい」と言われた感覚に似たところがあります。良く回るベアリング(ウィール)や剛性の高いシャーシーは、乗りこなせなければ宝の持ち腐れで、思いっきり滑ってもスピードが乗らない、自分のコントロール下に置けるというのが、初心者にはメリットと言える場合もあるのではないかと。



Hypnoで練習すると、しっかり漕がないと進めないところがあるので、きちんと漕ぐことも覚えられると思います。



ワンフットやトウ・ヒールなどをやろうとすると、フレームがイッてしまうのではないかと不安になることはあります。ワンフットの時に、2番ウィールがフレームと干渉して「カ、カ、カ、カ、カ・・・」と擦れる音がします。フレーム高を低く抑えるためでしょうか、写真のように溝が切ってある(穴が開いている)のですが、思いっきり体重が乗ると当たってしまうみたいです。あと、フレームが長く、つま先から出っ張っている部分も長いので、トウで立つのは難しいです。



Hypno frame



フレームの長さですが、スラロームをやるには少し長すぎるところはあります(1番のシャフトから4番のシャフトまで実測で268mmありました)。これも現在の自分とスラロームを始めた頃の自分ではやや考えが異なり、以前は「この長さではキビシイものがある」と思っていましたが、今ではさほど気になりません。これは2番3番ウィールを新しいものに交換し、3mmほど減っていたウィールを1番4番に持っていき、ロッカリング状態にしたことにもよります。ただ、いきなりロッカリング状態で始めるのではなくフラットウィールセッティングの不自由さを充分に味わったことが、その後の自分にはプラスになったと思えることもあるので、ロッカリングしないとキツいのは確かですが、とりあえずそのままの状態でしばらく乗ってみることも勧めたいです。



足首の自由度に関しても、現在の自分とスラロームを始めた頃の自分ではやや考えが異なり、以前は「こんなに足首が動かないのはキビシイものがある」と思っていましたが、今では全く気になりません。ひょっとしたら多少ブーツがタレてきたせいもあるのかな?とも思いますが、足首よりも大事なのはヒザの使い方なのではないか?と思うようになってきたということもあるかもしれません。



スラロームをやりたいという目的が定まっているならわざわざHypnoを選ぶ理由がありませんが、Hypnoでも意外にイケるよ、というのが現在の実感です。FILAのブーツを買った今でも、自宅前で練習するときは「場所が狭い/荒れ気味の路面があまり気にならない」等の理由からHypnoを履くことがあります。こんな調子で使っていると一年経たないうちに履き潰れそうなので、まだ手に入る今のうちにスペアを買っておこうかどうしようか考えていたりもします(^^;



傷や汚れ隠しに、こんな風に塗って(染めて)みるのもイイかもしれない。



余談ですがHypnoを履いてスラ場に行くと「珍しいの履いてますね」と言われる確率が高いです。



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プロフィール

trueno

Author:trueno
運動音痴の中年オヤジ。 娘がサンタさんからインラインスケートのブーツをもらったので、自分も付き合いで始めたら、娘以上にハマる。おもに光が丘公園に出没。sk8以外ではルーメソと立飲みを愛好。ベース弾き。13期。

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