以前の記事、「Podditiesの“NETSUKE(根付) for iPhone5”を逆さに付けてみた」の中で
iPhone5は黒モデルの外周がシルバー色ではなくなったので、NETSUKEとの一体感が損なわれたような気がします。白モデルに装着している写真を見ると、《黒モデルに合う塗装色でも出して欲しかったな》と思いますね。黒マジックやペイントマーカーで塗ったら汚くなりそうだし、なにか上手い塗装方法はないかな?
と書きました。
NETSUKEの素材であるSUS304を染める方法を調べると、細かい砂と一緒に袋に入れて振るなどの目荒らしをしてからガンブルーで染色する方法とか、素人には難しいから黒染めしてくれる業者に頼んだ方が早いよ、とか、卜(ぼく)には《そこまで手間をかけても仕方ないなぁ・・・》と諦めざるを得ないようなことが書いてあったりもしたので、そのまま銀色で使っていました。
ところが、先月の終わりごろに、Podditiesより『NETSUKE for iPhone5 ブラックカラー発売のお知らせ』メールが送られてきたのです。そして、『やむを得ずiPhone5ブラックにシルバーNETSUKEをご使用いただいている方(※シルバーカラーの発売当初に予約で手に入れた人)』にはブラックカラーのNETSUKEを『通常価格の半額にて販売』する旨も記載されていました。
《なんだよー、最初から二色で作って売れよー》と正直思いましたが、結局黒もポチってしまったのでした(^^;
(画像はクリックで拡大)
そして、本体金具とネジのみがメール便で送られてきました。既にシルバーカラーのNETSUKEを持っているのが前提の半額提供で、パッケージもなければ工具(ドライバー)も付いてきません。(※もちろん、新規に購入する場合にはちゃんと箱に入った状態で、ドライバーも付いてきますよ)
相変わらず細かいパーツです。ネジを失くさないよう気をつけないと。
装着してみました。
『幾度もの試作品とテストを重ねて、ようやく十分な品質を確保することに成功致しました』(※前述のメール文中より)、『ブラック&スレートに自然にマッチする美しい質感』(※Poddities公式webページより)と言っているわりには、よーく見ると塗装ムラもあるようだし、期待したほどの質感(塗装感)ではありませんでした。
iPhone4のNETSUKEの時は、『精密な設計による取付け金具やネジは、隙間なく磨きがかけられております』(※Poddities公式webページより)と言っているわりには、ストラップを通す穴のエッジが鋭すぎてストラップ紐が切れやすいという欠点があり、リューター等を使って穴の当たりを取る加工を個人で施したり、紐切れを防ぐために丸カンのようなものを介してストラップを取り付けたりする人もいました。
たしかにiPhoneという製品に対する敬意も、デザインに対するこだわりも感じられて卜はここの製品が好きなんですけど(だからこそ使ってもいるのですが)、どうも画竜点睛を欠くというか、あと一工程“It lacks the finishing touches.(最後の仕上げが足りない)”気がしてならないんだよなぁPoddities。
ハードケースと併用するために“逆さ付け”にもしてみました。シルバーカラーとは違って、ほとんど目立ちません。やはり黒いiPhone5には、黒いNETSUKEでないと!(^^;
《過去記事》
・podditiesの"NETSKE" for iPhone 5を購入