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卜(ぼく)がいま興味あることを書いてます。truenoとはスペイン語で“雷鳴”という意味です。

4月18日(土)/つくばリンリンロード単独行

Category: CR,LR  
凡(およ)そインラインスケートを嗜(たしな)む者が嫌厭(けんえん)の情を抱く気象現象に二つあり、ひとつは、もうひとつはである。

4月5日に予定されていたイベントとしての「つくばりんりんロングラン」が雨天のために中止となってしまったが、昨年(2014年4月12日)春の「りんりんロングラン」に参加して春のつくばりんりんロードの素晴らしさを満喫していたので、今年もぜひ行ってみたく思い、翌週4月11日に単独行を計画したがまたしても悪天候に見舞われ断念。それでもなお「春りん」への恋慕止まず4月18日に漸(ようや)く晴天の報を聞き計画実行への運びとなった。

しかし卜(ぼく)が気にしていたのは降雨の有無だけで風向や風速の事にまで考えが及んでいなかった。

いつも(イベントとしての「つくばりんりんロングラン」の時)と同じように岩瀬駅をスタートして土浦へ南行というルートを取った。イベント時は10時過ぎに水戸線の岩瀬駅に着いて10時半ごろスタートするのが定例だが、この日は一時間ほど早く家を出て9時少し前に岩瀬に着いた。

岩瀬 (1)

そして準備を済ませると9時15分に出発した。

岩瀬 (2)

RB-10

ブーツはROLLERBLADE RB-10で90mm×4輪。

岩瀬-雨引

スタートして程無く、なんだかやけに進まないことに気付く。である。南寄りの向い風、風速5~6m/sはあろうか、時に10m/sを超えるのではなかろうかという強い風が常に吹き付けている。

インラインスケートでのロングラン時に心掛けるべきは「極力漕がないで済ませる」事である。ではどうやって進むかというと左右の軸足に交互に全体重を乗せていく。自重を利用した省エネ走法で体力(脚力)の消耗を最小限に抑える。でないと40~50kmの距離を走り切るのがツラくなってくる。

ところが風に向かって進むとなると、どうしても漕がざるを得なくなる。風が強まるほど、勾配のキツい坂道を上ってゆくのと同じに、漕いでも漕いでも進まなくなってくる。

雨引-真壁 (1)

風はキツイけど沿道の景色は心を和ませてくれる。

雨引-真壁 (2)
雨引-真壁 (3)
雨引-真壁 (4)

雨引から真壁の間で撮った。

太陽光発電設備

のどかな田園風景の中、けっこうあちこちに見られた太陽光発電設備。遊休地を利用しているのであろうか。

青木商店

雨引休憩所近くにある青木商店。ここの焼きそばや中華そばは一度食べてみたいと思っているが、それは次回以降のお楽しみに取って置くことにした。

10時を10分過ぎた頃に真壁に着いた。

真壁

岩瀬から約10kmをほぼ一時間かかったことになる。一般道との交差点では速度が緩まるにしても信号機等で停止することがほとんど無いりんりんロードでこの平均時速はかなり遅め。しかもまだ全行程の1/4しか走っていないのに体力の消耗が著しい。スタート前はあわよくば昼前後に上がれる(ゴールできる)のではないかと考えていたが、そういった希望もこの時点で打ち砕かれることとなった。

いつものりんりんだと11時半頃に真壁に着いて昼食をとりながら一時間程度の休憩後にスタートというスケジュールだが、まだ時間も早いので20分ほど休んで10時半に真壁を出た。

真壁-つくば

色とりどりの花。

つくば休憩所までの次の10kmもずーっと、向かい風を受けながらの滑走だった。やはり、約一時間を要した。

つくば

休憩所で一旦スケートブーツを脱いで、足を伸ばして休める。ここで全行程の約半分。ここからゴールの土浦を目指すか、それとも来た道を岩瀬に戻るか、かなり真剣に悩んだ。この先の道程で風が強まるか弱まるか風向きが変わるかの予測が付かないが、岩瀬に戻る道を選択するならばこれまでと反対に追い風となる可能性は高い。はたしてこのまま進んで完走できるかどうか。

つくばリンリンロードを走るのは四度目だが、完走できるかどうかに強い不安を覚えたのはこの日が初めてであった。今までの三回はこれほどの風を受けながら走ったことはなく、比較的良コンディションでの滑走だったが、それでもつくば休憩所から次の藤沢休憩所までの約13kmは延々遮る物が無く、いつまでも終わりが来ないのではないかと思うような直線路が続いたりする、りんりんロードの中でもっとも心が折れやすい区間であることを知っている。

20分ほど休憩を取り、12時少し前につくば休憩所を出発。結局土浦へ向かう道を選んでしまった。先へ進んでどうなる保障もなかったが撤退する勇気が無かった。卜は、もしかすると山へ行ったら遭難するタイプの人間かもしれないな、と思った^^;

案の定、藤沢までの道程は難行苦行であった。20分ほど走って、りんりんロードの傍らに見つけたルーメソ屋に逃げるように駆け込み昼食休憩。

ラーメン北条 (1)

ラーメン北条 (2)

辛味ネギ味噌ラーメン

食後に30分くらい休んだりもしたが、藤沢休憩所に着いたのは14時10分頃。13kmの距離に二時間ぐらいかかっている。ということは平均6km/hでしか進めなかったことになる。速足で歩いているのと変わりがないくらいである。

つくば-藤沢

風さえなければほんとうに素晴らしい環境なんだけど・・・。

コーン転倒 (1)
コーン転倒 (2)

しかし、重石を載せた工事用のカラーコーンもなぎ倒されるような強風の中を進むのは、ほんとうにツラかった。特に、小田城址の前後あたりが風も強く、この日一番ツラい区間だった。

これまでスケートを始めてから一番ツラいと感じたのは2012年の1月末に入間川サイクリングロードの豊水橋まで往って帰ってきた時で、その時も風速10m/sを超える冬の冷たい強風の中でのスケートであったが、この日のりんりんはそれをはるかに超えるツラさだった。こんなツラい思いをするならいっそスケートを止めてしまおうかと思うほど。(自分の好きでやっているのだからけっして止めたりはしないのだけれど^^;)

藤沢

藤沢休憩所では他に誰もいないのをいいことに木のベンチに横になって休んだ。もうすっかり足も終わっていたのだが、ここまで来ればあと残り7kmほどなので、やっと、なんとか完走できるような気にもなってきた。

20分ほどの休憩の後、最後の力を振り絞るように滑り出す。藤沢を出てからも向かい風は止まなかった。いつもはアベ30km/h近くまで出せる新設の舗装路区間でもノロノロとしか進めず、終点までの7kmにも一時間近くかかってしまった。虫掛休憩所を過ぎて周囲に建物が増えてくると漸く風の影響を受けずに進めるようになってきた。しかし、40kmに及ぶ全行程のうち、向かい風を受けずに進めたのは5kmにも満たなかったのではないだろうか。よくぞ完走できたものである。土浦から岩瀬に向かって逆走していたら始終追い風で相当楽に走れたのではないかと思うが、今回は敢えて岩瀬→土浦の南行に拘った。

藤沢-土浦

藤沢から土浦の間で工事による通行止め区間があった。迂回路の表示通り進めば迷うことはない。

土浦

そしてゴール地点。(りんりんロード自体はここから土浦駅に向かってあと900mほど続いている)

湯楽の里 (1)

今までで一番ツラい旅だったからこそ、完走の達成感も今までになく大きなものであった。

湯楽の里 (2)

終点近くにある「湯楽の里」でゆっくり風呂につかり、上がってご褒美の大ジョッキの美味かったこと。

帰路の常磐線では空いている箱席に座り、この日あったことを思い出しながら車内飲みをしつつ細やかな幸福感に浸る。ツラかったことも、終わってみれば楽しい思い出に変わるものである。

春のりんりんロードは、やはり素晴らしかった。ソメイヨシノはほとんど散ってしまっていたが、沿道には八重や枝垂桜など色とりどりの花も咲き薫っていた。鶯をはじめとした鳥の鳴き声、田んぼでは蛙の鳴き声、時々道を横切る毛虫や蛇、立ち上る土の匂いや草の匂い・・・等々、昨年の「春りん」同様、生けとし生きるものみな萌え出ずる春を存分に感じられる旅でもあった。
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trueno

Author:trueno
運動音痴の中年オヤジ。 娘がサンタさんからインラインスケートのブーツをもらったので、自分も付き合いで始めたら、娘以上にハマる。おもに光が丘公園に出没。sk8以外ではルーメソと立飲みを愛好。ベース弾き。13期。

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